DJI MATRICE 200シリーズは最強の産業用ドローンだ!
先日、MATRICE 200シリーズのセミナーに参加してきたんですが、これはなかなかいいドローンでした。
測量や災害時の人命救助に役立つドローンとしてMATRICEは一番お勧めできるのではないかと思います。
先日、MATRICE 200シリーズのセミナーに参加してきたんですが、これはなかなかいいドローンでした。
測量や災害時の人命救助に役立つドローンとしてMATRICEは一番お勧めできるのではないかと思います。
MATRICE 200シリーズはDJIから発売されている産業用向けのドローンです。
サイズ・スペックはオフィシャルサイトをみてください。
大きさは農薬散布のAgras MG-1よりは小さく、空撮向けのinspire2よりは大きいといったところ。
なので一般でドローンを楽しみたい人には無関係なドローンでもあります。
主に測量や点検、人命救助に利用されるドローンですが、特筆すべきは熱を視覚化できる赤外線センサーが色の濃さを調整して画面に表示ができます。
例えば電線の点検をしたい部分だけを見たい時に、全体的に色温度は下がりますが、特に熱を持っているところを確認することができます。
また海の沖合で人が溺れていると通報があれば、沖の方へ飛ばして、赤外線で観察すれば人は体温がありますから、その箇所だけ赤く表示されます。
撮影したデータはレンズの中に差し込むマイクロSDに保存され、解像度は最高で4kサイズ。
D-logなど撮影に使用するような機能はありません。
レンズが二つ装着できるので、ひとつは赤外線カメラ、もうひとつはズームレンズ。
ズームレンズの必要性は、点検したい箇所を離れた場所から見るわけですが、狭い場所での現場だと、近づけない場面は必ずあるでしょうから、そういう時にズームは必ず必要になるはずです。
シリーズの中で購入は装備が整っているMATRICE 210になると思います。
機体だけで大体200万ぐらい。
レンスを2本つけるならばプラス100万ほど
全部で300万ぐらいの金額になってきます。
モニターになるiPadは自分の経験からも炎天下の中、熱を持ってしまって、まず使えません。
仕事で使うとなればモニター付きのプロポが必要になるし、バッテリーも数本必要でしょうから、もう少しかかるかなと思います。
個人で買うには高額な投資になりますね。
最後に、このドローンを買ってどう仕事に使用していくか?
恐らく測量や点検はその橋梁を作っている会社がドローンを導入するでしょうし、人命救助は消防署が導入するのではないかと思います。
個人でやっていくには自分もここが課題ですが、何かビジネスのアイディアと行動力が問われます。
それでもこのMATRICE 200シリーズは素晴らしいドローンです。
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