就職は必要か?人生経験が役者のレベルを上げる。

ForActorsは「芝居」に関する様々なゲストをお呼びしインタビュー形式のコンテンツです。
7月号vol.4のテーマは「就職と進学」です。
役者になりたかったら、就職した方がいいのか?進学した方がいいのか?就職を選んだ石川裕太に聞きました。

ForActors2014年7月号 vol.4「 就職と進学」〜俳優:石川裕太〜

 

就職を選択

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 大学に行く気はありませんでした。そもそも工業高校だったんで専門的なことを勉強していて、僕が行けるような大学が少なかったんです。あとは、これ以上勉強はしたくないなっていうふうに思っていました。
 それから就職活動は3年生になってから始めました。いろんなことをやってみたいなと思ってホテルのスタッフとか、あとはずっと飲食でバイトしてたんで飲食関係、特に厨房ですね。ホテルの場合はホテルマンとして、ちょっと綺麗な服着て、立っていたいっていう単純な憧れがありました。その2つをメインに探してたんですけど、習ってた武道の先生から講師をやってみないかっていうふうに言われて、あ、そういう世界もあるのかと思いました。
 そこで指導員として講師の補佐的な役割から始めて、就職した感じです。その仕事はすごい勉強になりましたし、本当にいろいろ経験させてもらいました。

 

進学

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 何でも経験した方がいいとは思ってます。僕は大学は行っていないので、ゼミって何?っていう感じで、単位とかもいまいちピンとこないですし、授業も小学校、中学校、高校とはまた全然違うスタイルとだと思うんで、いろいろ言われても全然わからないんですよね。単位を取るということに対しても意識が全然ないんです。
 だから大学生役を実際やれと言われたらどうなんだろうって思います。そこから調べないと役はできないかなって思いますね。そういう意味では大学を経験しても全然回り道ではないと思います。

 
Q:大学でも役者専門の学科ができたりしてて。そこから出てくる人たちを見るとどう思う?
 そうですね。早稲田は名門ですし、行ってみたいとは思います。そこでどういうことをやっているのかなって思いますね。そこから繋がった仲間たちは、本当に大切なものになると思いますし。

  

役者の進路

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 大学行きながら役者だってできますし。大学でやりたいことがないなら、その分やりたい役者をやればいいと思います。それに役者をすぐ始めた方がいいっていうわけでも僕はないと思っています。本当にやりたいことっていうのは毎日自分に聞いていった方がいいと思います。

 
Q:どうして?
 年齢とともにいろいろ経験して、その経験値をもとに僕は役を作ってます。
 だから経験不足の部分は、役を見ててもやはり現れてるなって思います。人生経験が豊富な方が人としての厚みというか、深みが生まれるというふうに考えています。大学に通っていても、就職してても役者をやってみて僕は全然いいと思います。仕事をやりながら経験したことは役に絶対反映することができます。

 

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