撮影前に確認!ドロップフレームとは?ノンドロップフレームとは?

撮影前の確認事項としてドロップフレームの設定状況があります。これもややこしい話で、ドロップフレームには2種類あり、ドロップフレームとノンドロップフレームがあります。プロのカメラマンはよく「ノンドロ」と言います。さて、これは何でしょうか?

そもそもフレーム数とは?

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カメラを買うときに、その仕様によく「29.97fps、59.94fps」など書いてるところを見かけます。
例えばCanon EOS5D Markⅲの場合。

  • 1920×1080(Full HD):30p/25p/24p
  • 1280×720(HD):60p/50p
  • 640×480(SD):30p/25p

30pとは29.97fps、60pとは59.94fpsの意味。

そしてこれがフレーム数を表しています。

29.97fpsということはフレームが29.97枚あるということになります。

ちなみに30pと60pの違いは以前のエントリー「Canon 7Dで設定を60fpsに変更して、スローモーションの動画撮影をしました。」をどうぞ

 

帳尻合わせをするドロップフレーム

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ビデオは1分間が30フレームです。(フィルムは24枚)

なのにどうして30フレームと29.97フレームになるのか?

テレビがインターレースで放送しているのは前回の記事「1080pと1080iとは?プログレッシブとインターレースとは?」で書きました。

そのテレビがモノクロ時代に30フレームで放送をしていたのですが、カラーになったら29.97フレームになったそう。
詳細は「NTSC のフレームレートはなぜ 29.97fps なのか

ここ難しくてまだ完全に理解しておりません。。。

で、29.97フレームは30フレームより0.03フレーム足りないので、実際の撮影時間に比べフレーム数が足りなくなります。

それは撮影すればするほど、フレーム数は足りなくなってきます。

そこで、そのずれたフレームの帳尻合わせをするために考えられたのがドロップフレーム方式です。

こちらの動画がわかりやすく説明されてます。

 

 
帳尻合わせができる事により、時間指定が必要な映像には必要な方法として用いられています。

 

時間が厳密に求められない媒体にノンドロップフレーム

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ノンドロップフレームはそのまま撮影するもの。

例えば企業VPや映画、CMなどはフレームがずれてもかまわないのでノンドロップフレームになります。

CMは本編の時間そのものが少ないので、フレームがずれていても影響そのものがありません。

 

今は多くがノンドロップフレーム

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映像を作る上でテレビ用に撮影するという人よりはインターネットやプライベート用に使う人が多いと思うので、ドロップフレームを気にする事はないかと思います。

しかし2カメラ以上で撮影する場合は、カメラ同士の設定をノンドロップフレームにしておかないとマルチ編集をした場合ずれてしまうので要注意です。

この規格も歴史の中でだんだん後付けされてきた、ややこしい設定になっていますね。

 

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